ヨモギやドクダミなど、日本の身近な薬草からハーブまで。伝統的な養生利用法と現代の科学的エビデンスをあわせて紹介します。健康予防やセルフケアに役立つ「未病のための薬草ライブラリ」です。

薬草と植物
カキドオシ|垣根を越える草は、なぜ「連銭草」になったのか新着!!

春の道ばたや林の縁に、紫色の小さな花を咲かせる草があります。 花の頃には茎を少し立ち上げていますが、花が終わると地面へ伏し、節ごとに根を下ろしながら長く伸びていきます。庭に入れば、気づいた頃には垣根の向こうまで続いている […]

続きを読む
薬草と植物
オオバコ|踏まれても残る草は、なぜ薬になったのか新着!!

道ばたや公園の通路、神社の境内。人が何度も踏む場所に、地面へ葉を広げて残る草があります。 オオバコです。 葉は低く伏せ、細い花茎だけを立ち上げます。ほかの草が踏みつけで消えた場所でも見つかるため、踏まれるほど強くなる植物 […]

続きを読む
薬草と植物
ウツボグサ|夏に枯れる「夏枯草」は、なぜ薬草になったのか新着!!

初夏の草地に、紫色の小さな花を穂のように集めて咲かせるウツボグサ。 花が終わると、その穂は夏のさなかに褐色へ変わり、周囲の緑から取り残されたように立ち続けます。この姿から生まれた名が、夏枯草(カゴソウ)です。 ただし、株 […]

続きを読む
薬草と植物
ケツメイシ|「目を開く」名の種は、なぜハブ茶になったのか

細長い莢を開くと、中から褐色の硬い種子が一列に現れます。植物の名はエビスグサ。その種子を生薬として呼ぶときは、ケツメイシ――漢字では「決明子」と書きます。 「明を決(ひら)く子」、つまり目を明らかにする種。古代中国では目 […]

続きを読む
薬草と植物
ハトムギ|穀物は、なぜ薬としても用いられたのか

丸みのある殻を割ると、内側から白い粒が現れます。炊けば雑穀として食べられ、焙煎すれば香ばしい茶になり、種皮を除いて生薬として扱えば「ヨクイニン」と呼ばれます。 同じハトムギからできているのなら、ハトムギ茶を飲むことも、ヨ […]

続きを読む
薬草と植物
センブリ|千回振り出しても苦い草は、なぜ薬になったのか

白い小さな花に、細い紫色の筋。秋の草地に咲くセンブリは、強烈な苦味を隠しているとは思えないほど繊細な姿をしています。 その名は、乾燥した草を千回水に振り出しても、まだ苦いことに由来するといわれます。実際に千回まで苦味が続 […]

続きを読む
薬草と植物
ゲンノショウコ|「現の証拠」と呼ばれた草は、なぜ信頼されたのか

道端や草地に、小さな白色や紅紫色の花を咲かせるゲンノショウコ。見た目は目立たない野草ですが、その名前を漢字で書くと「現の証拠」となります。 飲めば、薬効が現に証拠となって現れる。そう語られるほど、下痢のときに頼られてきた […]

続きを読む
薬草と植物
香りはなぜ薬になったのか|生姜・陳皮・薄荷・シナモンを比べる

薬草を見分けるとき、人は最初から成分表を持っていたわけではありません。葉をもみ、樹皮を削り、根茎をかじり、湯へ入れたときに立ち上がる香りを確かめました。香りは、目に見えない植物の性質を知る、古くて分かりやすい手掛かりでし […]

続きを読む
薬草と植物
薄荷|冷たく感じる香りは、なぜ薬草になったのか

薄荷の香りをかぐと、鼻や口の中に冷たい風が通ったように感じます。ガム、歯磨き、のど飴、湿布、夏向けの化粧品まで、私たちはこの感覚を「涼しさ」として使ってきました。 ところが、薄荷の葉そのものが氷のように冷たいわけではあり […]

続きを読む
薬草と植物
紫蘇|赤紫蘇と青紫蘇は、なぜ食と薬の境目にあるのか

梅干しを赤く染める赤紫蘇。刺身や冷ややっこに添える青紫蘇。乾燥して漢方処方へ入れば、蘇葉と呼ばれます。 スーパーでは野菜売り場にあり、薬局方では生薬として規格が定められている。同じ植物がこれほど自然に食と薬の間を行き来す […]

続きを読む