生姜|生と乾燥で、なぜ使い方が変わるのか
すりおろして薬味にし、薄切りを甘酢へ漬け、乾燥粉末を菓子や飲み物へ加える。生姜は、台所の食材であると同時に、インド、中国、日本、イスラム世界を行き来してきた薬草でもあります。 しかし、同じショウガの根茎でも、生のまま使う […]
人はなぜ病むと考えたか|6つの医療文明が見た身体と世界
人は、なぜ病むのでしょうか。 感染、遺伝、外傷、生活習慣。現代医学は、病の原因を検査と研究によって細かく分けてきました。しかし、顕微鏡も血液検査もなかった時代、人々は身体に起きる変化を、季節、食事、土地、行い、清浄、目に […]
古代人も筋力低下を恐れていた?|中国・インド・ギリシャの老いと運動
立ち上がるのに時間がかかる。以前ほど遠くまで歩けない。重いものを持てず、日々の仕事がつらくなる。こうした身体の変化は、現代だけの悩みではありません。 古代インド、中国、ギリシャの医学書にも、年齢とともに力が衰え、動作が鈍 […]
身体の均衡をどう考えたか|インド・中国・ギリシャの比較
健康とは、身体の中にあるものが、すべて同じ量になることでしょうか。 古代インド、中国、ギリシャの医学を読むと、いずれも健康を「均衡」や「調和」に近い状態として説明しているように見えます。インドにはヴァータ・ピッタ・カパと […]
粥の医療史|弱った身体に、なぜ穀物と水だったのか
食べる力が落ちたとき、人は何を口にしてきたのでしょうか。古代インドでは米を水で煮て濃さを分け、中国では薬を服用したあとに熱い稀粥をすすり、古代ギリシャでは大麦を煮たプティサネーが急性病の食事として論じられました。 材料と […]
甘草とは|インド・中国・ギリシャをつないだ甘い根
古代インド、中国、ギリシャ。遠く離れた三つの医療文化に、同じような「甘い根」が登場します。日本で甘草、英語でリコリスと呼ばれる、マメ科カンゾウ属の植物です。 甘草は、強い薬草をまとめる脇役として、喉や胃をいたわる素材とし […]
古代インドの医学|アーユルヴェーダは身体の均衡をどう考えたか
古代インドで育まれたアーユルヴェーダは、病気だけを見るのではなく、身体、感覚、心、生活環境までを含めて「生命」を捉えようとした医学体系です。その名はサンスクリット語のアーユス(生命・寿命)とヴェーダ(知識)に由来します。 […]






