薬草と植物
陳皮|捨てられるミカンの皮は、なぜ薬になったのか

ミカンを食べれば、最後に残るのは皮です。現代なら生ごみとして捨てられることも多いこの部分を、人々は乾燥させ、香辛料や菓子、茶、そして薬として使ってきました。 中国で「陳皮」と呼ばれたのは、主にマンダリン類の成熟した果皮で […]

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薬草と植物
生姜|生と乾燥で、なぜ使い方が変わるのか

すりおろして薬味にし、薄切りを甘酢へ漬け、乾燥粉末を菓子や飲み物へ加える。生姜は、台所の食材であると同時に、インド、中国、日本、イスラム世界を行き来してきた薬草でもあります。 しかし、同じショウガの根茎でも、生のまま使う […]

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世界の医療文明
医師は患者の何を見ていたのか|脈・舌・尿・顔色の医学史

血液検査も、レントゲンも、体温計もなかった時代、医師は何を手がかりに病を見分けたのでしょうか。 手首へ指を置き、顔と舌の色を見る。尿を透明な器へ取り、食欲、眠り、汗、便、痛みの変化を聞く。古い医学で診察の中心にあったのは […]

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世界の医療文明
イスラム黄金時代の医学|知識はどのように病院へ集められたか

イスラム黄金時代の学術医学では、病はしばしば、体液やミザージュ(体質・気質)の均衡が崩れた状態と考えられました。空気、食事、運動、睡眠、感情、排泄までを診療の視野に入れた点では、古代ギリシャ医学の系譜にあります。しかし、 […]

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世界の医療文明
人はなぜ病むと考えたか|6つの医療文明が見た身体と世界

人は、なぜ病むのでしょうか。 感染、遺伝、外傷、生活習慣。現代医学は、病の原因を検査と研究によって細かく分けてきました。しかし、顕微鏡も血液検査もなかった時代、人々は身体に起きる変化を、季節、食事、土地、行い、清浄、目に […]

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薬草と植物
シナモンとは|中国・インド・ペルシャを渡った香りの樹皮

菓子やチャイに甘い香りを添えるシナモンは、もともと木の皮です。クスノキ科ニッケイ属の樹皮をはぎ、乾燥させると、見慣れた棒状のスパイスになります。 しかし、「シナモン」という名で流通するものは一種類ではありません。スリラン […]

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世界の医療文明
古代人も筋力低下を恐れていた?|中国・インド・ギリシャの老いと運動

立ち上がるのに時間がかかる。以前ほど遠くまで歩けない。重いものを持てず、日々の仕事がつらくなる。こうした身体の変化は、現代だけの悩みではありません。 古代インド、中国、ギリシャの医学書にも、年齢とともに力が衰え、動作が鈍 […]

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世界の医療文明
古代エジプトの医学|傷・薬・祈りはどう共存したか

包帯を巻く手と、祈りの言葉を唱える声。 現代の感覚では、前者は医療、後者は宗教として分けたくなるかもしれません。しかし、古代エジプトの治療では、傷の観察、薬の処方、神々への働きかけが同じ場に存在していました。 その姿を伝 […]

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世界の医療文明
身体の均衡をどう考えたか|インド・中国・ギリシャの比較

健康とは、身体の中にあるものが、すべて同じ量になることでしょうか。 古代インド、中国、ギリシャの医学を読むと、いずれも健康を「均衡」や「調和」に近い状態として説明しているように見えます。インドにはヴァータ・ピッタ・カパと […]

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世界の医療文明
日本の養生思想|病のない日に、暮らしをどう整えたか

日本の養生思想が見つめたのは、病気になったあとの治療だけではありません。何を食べ、どのように眠り、身体をどう動かし、怒りや心配とどう付き合うか。病のない日に繰り返す小さな行いが、身体の行方を決めると考えました。 その知識 […]

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