薬草と植物
サフラン|なぜ三本の赤い糸が、香辛料にも薬にもなったのか

秋に咲く淡い紫の花をのぞくと、中心から赤い糸のようなものが伸びています。サフランの柱頭です。 一輪の花にあるのは、三つに分かれた赤い柱頭。それを手で摘み、乾燥させると、少量でも水を黄金色に染め、干し草や蜂蜜を思わせる独特 […]

続きを読む
薬草と植物
香りはなぜ薬になったのか|生姜・陳皮・薄荷・シナモンを比べる

薬草を見分けるとき、人は最初から成分表を持っていたわけではありません。葉をもみ、樹皮を削り、根茎をかじり、湯へ入れたときに立ち上がる香りを確かめました。香りは、目に見えない植物の性質を知る、古くて分かりやすい手掛かりでし […]

続きを読む
薬草と植物
生姜|生と乾燥で、なぜ使い方が変わるのか

すりおろして薬味にし、薄切りを甘酢へ漬け、乾燥粉末を菓子や飲み物へ加える。生姜は、台所の食材であると同時に、インド、中国、日本、イスラム世界を行き来してきた薬草でもあります。 しかし、同じショウガの根茎でも、生のまま使う […]

続きを読む
薬草と植物
シナモンとは|中国・インド・ペルシャを渡った香りの樹皮

菓子やチャイに甘い香りを添えるシナモンは、もともと木の皮です。クスノキ科ニッケイ属の樹皮をはぎ、乾燥させると、見慣れた棒状のスパイスになります。 しかし、「シナモン」という名で流通するものは一種類ではありません。スリラン […]

続きを読む